PERFORMANCE  
 

アンリ・ポンピドー博士は長い間、子供から大人、プロからアマチュアや学生といった多様な合唱団を、フランスのみならず海外においても指揮してきました。アンリの下、様々な室内合唱団の公演が行われました。イタリアやフランスのマドリガル、フランスの「シャンソン」、ジャヌカン(ルネサンス)から現代曲、初期から後期ロマン派「リート」などです。ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトの「レクイエム」、「証聖者の荘厳晩歌」、ヨーゼフ・ハイドンの「天地創造」、ジャコモ・プッチーニの「グローリア・ミサ」、ヨハネス・ブラームスの「ドイツ・レクイエム」、モーリス・デュリュフレやフォレの「レクイエム」など、合唱の大作も多数、手がけています。

タイ・フィルハーモニック管弦楽団(TPO)では、常任合唱指揮者としてオペラの製作に携わりました。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの「魔笛」、ジャン=フィリップ・ラモーの「優雅なインドの国々」、クラウディオ・モンテヴェルディの「オルフェオ」、ヘンリー・パーセルの「アーサー王」などです。カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」、ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーベンの「交響曲第9番」、フランシス・プーランクの「グロリア」など、合唱曲の演奏も行いました。2012年の「La Fête」(バンコクにおけるフランスの祭典)、2013年のエリゼ条約50周年記念公演など、音楽祭へも参加しています。

バロックの合唱音楽を研究し続けた結果、2009年には声楽と器楽の合奏団を創設しました。「マヒドン大学バロック合唱団・オーケストラ」(MUBCO)は、タイではあまり知られていなかった古い時代の音楽を紹介してきました。60名の合唱団員と古楽器演奏家から成り、マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ、ミシェル=リシャール・ドラランド、ジャン・ジル、ジャン=フィリップ・ラモー、ジャン=バティスト・リュリ、ゲオルク・フィリップ・テレマン、アントニオ・ヴィヴァルディ、ヨハン・セバスチャン・バッハなどの作品を演奏しました。この流れで、2012年にはアンリの指導の下、独立団体「タイ大学共同合唱団・オーケストラ」(TICO)が結成されました。現在も活動中で、音楽院の学生と教授陣、タイの大学間等の交流に貢献しています。

SELECTION